この記事は2024年3月26日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=cassis/stock.adobe.com)

2024年3月26日(火)の午後14時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。

現在の為替相場の傾向や相場観

今週は2023年度の最終週であり、週末からイースターホリデイを控えているのであまり動かないだろう。月末リバランス等は、今月はさほど傾きがないと思っている。

また神田財務官が口先介入をしたが、この年度末に大規模な介入をやるかどうかは疑問。ただ、レベル的には152円を超えてくれば、いつでも介入はあり得ると考えている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

来月4月以降の相場としては、介入を待っている人は非常に多く、あちこちで多くの人が「介入があったら買いたい」と言っている。よって介入をしたとしても、買い場を与えるだけに終わってしまい本格介入にはならないのではないだろうか。

4月からGPIFが為替ヘッジを始めることが可能になるので、それによるGPIFのオペレーションがどうなるのかを観察したい。ただ、日本は金融正常化したとはいえ、経済の実態から考えても金利を上げることがなかなか出来ないので、円安を止めるのは徐々に大変になってきており、非常に難しいだろう。

特に国民の「円を持っているのは大損だ」という認識が広まりつつあり、この意識を変えるのは、かなり大変だろう。よってそのうち本格的な円安相場がやってくるのではないだろうか。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。